第2弾:MOS-IC誕生寸前に工場実習、コンピュータ・システムやソフト開発との関わりを少しばかり回想

コンピュータ・ソフトウェア開発作業としては過去に、各地の客先やら社内でのシステム開発・ソフト制作の経験がゴザイマス

姿は違えど、考えて見ればシステム開発の一環として捉えることも可能なEDP部門での仕事(直接的なプログラミング作業も・・)や

学生時代の電子計算機向けコーディング・プログラミング

大型製造プラントの装置制御用にシーケンサー向け、ラダーシーケンススタイルでのプログラミングも・・・

その後、機種・OS・開発言語・対象分野・作業現場・客先など色々な組合わせでのシステム開発・ソフト開発を担当した経験が・・・

またコンピュータに係るハードウェア(Hardware)、ソフトウェア(Software)利用技術の激しく著しい進化を見聞きして来たことになります。

今は「」が付くほどのLSI(大規模集積回路)~これほどIC(Integrated Circuit 集積回路)が高密度に集積された電子回路になろうとは・・

今から思えば現在のディジタル時代の誕生”“たるIC(集積回路)の黎明期・・当時はバイポーラ・トランジスタが大手を振って活躍中で主に米国勢の半導体メーカーによるバイポーラICが普及していましたネ。

さて更なる高密度な大規模集積化が求められバイポーラに代わる適性ある有望半導体素子としてFET(電界効果トランジスタ)に集積トランジスタ素子として注目が・・・MOS-ICの黎明期以前の誕生直前の開発段階だった

出来の悪い学生が工場実習の縁で某半導体メーカー(実態は電子部品、家電製品ほか弱電・家電、大型プラントなどの総合電機メーカー)の最先端たる開発現場にお世話になることに・・複数の候補の中から当該現場を工場実習先に選んだは、大学内での当時の電子計算機との巡り合いからだったと記憶。たまたまプログラミング対象が半導体の特性をBASIC(初期の水準)でプログラミングして関心を持った頃に東芝青梅工場での実習募集を見て・・

理解力が今一つの身で世界最先端のMOS-IC(MOSFETによるIC化)の開発現場(工場内には当時の大型コンピュータの製造ラインが・・)で工場実習でお世話に・・・単なるテスト作業のお手伝いしか・・・いずれは此のMOS-ICが世の中に登場し華々しい活躍をしようとは・・
一ケ月の予定が半月ほどに延長になった・・

半世紀近く前に工場見学や工場実習でお世話になったアノ会社が・・?あの工場近くの商店街が・・?懐かしい集積回路の思い出
思えば学生時代の工場実習、指導役の社員の方のボーナス支給日に福生市まで出向き御馳走に

大型汎用電子計算機の隆盛の後も東芝製パソコンで名を馳せた工場です。
将来性を信じて原子力産業に大きな比重を移した直後のまさかの「東日本大震災」の発生
・・未曽有の大災害が・・此れを転機に原子力産業にかけたリスクが表面化。 現時点で東芝を取り巻く環境は厳しそう・・頑張って欲しい! お世話になった思い出の工場実習の機会を与えて下さったし・・
また工場実習期間内の休日には東京都、奥多摩町日原の「日原鍾乳洞」へも見物に行けた。

因みにNET検索して「1969年7月21日05:17:40(日本時間) 月着陸船が月面着陸」なる記事を見つけました。 その日の昼休み~実習先の東芝青梅工場の社員食堂ではテレビで月面着陸の模様がニュースで流されていました。実習生の身ゆえに自由ならず遠巻きに見ていましたが・・


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